加茂前ゆきちゃん失踪事件


1991年、三重県四日市で、自宅にいた当時8歳の加茂前ゆきちゃんが突如失踪しました。
失踪直後、次女が帰宅した際には、ゆきちゃんの飲みかけのココアは温かいままだったといいます。
ゆきちゃんはその日、友達から「遊ぼう」と誘われていたが、「約束がある」と断っていました。
ゆきちゃんが出かけるときいつも乗っていた自転車は家に置きっぱなしであり、いつも着ていた上着も部屋に置いたままであった。
自宅から15メートルほどにある四つ角で白いライトバンの運転手と話していたという目撃情報もあったが、有力な手がかりにはならず、時は過ぎていった。
そして、事件から三年後、自宅に謎の怪文書が届きます。
その内容はカタカナに漢字やひらがなが入り混じった文章で、謎かけのような表現が多く、わざと左手で書いたような読みづらい字になっていました。
その怪文書がこちらです。
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この怪文書は3枚にわたっており、冒頭は

ミユキ カアイソウ カアイソウ

おっカアモカアイソウ お父もカアイソウ

コンナコとヲシタノハ トミダノ股割レ トオモイマス

​という文章から始まります。
こちらに出てくる、トミダノ股割レとは、事件が起きた「三重県四日市市の富田地区の売春婦」を指しているのではないか?
また、文中に出てくる「アサヤン」とは「やーさん=ヤクザ」を指しているとも言われています。
登場する名前が、被害者の名前「ゆき」ではなく「ミユキ」であったり謎めいた部分が多いのですが、全文を読んでみると、なんとなく全体を想像できる気もします。

そしてこの怪文書が送られてきたあと、さらにしばらくして、「緒方達生」という人物から、一通の手紙が届きます。
「自分はダウジングが出来るので捜査協力をする」というもの。
ゆきちゃんの霊の協力のもと捜査をするということでした。
そしてその3日後に、また一通の手紙が届きます。
その内容は「ゆきちゃんの霊を邪魔する別の霊が現れたので、捜査に協力できなくなった」と言った内容でした。
それ以来不審な手紙が届くことはなかったといいます。
そして、2003年には、一家に不審な電話がかかってきます。
電話の主は男性であり、自分の体格や髪型などを述べたといいます。
その中には自分の髪型は「パンチパーマである」といった発言があったが、パンチパーマの男というのは、失踪当時の目撃情報で出てきた、白いライトバンの運転手の特徴と一致しており、この特徴は関係者にしか知らされていない事実だったそうです。

これらの手紙や電話は悪質ないたずらの可能性もあるので、事件と直接関係があるかは、わかりませんが、この事件はいまだに未解決のままである…