音楽の殺し屋

ロシェフ・ゲーム


第二次世界大戦中、ユダヤ人がナチスドイツにって迫害され、多くのユダヤ人が命を落としていた時代、ユダヤ人でありバイオリンの名手だった「ロシェフ・ゲーム」はバイオリンの腕を買われ、強制収容所に送られることを免除され、なんとか迫害を免れることができていました。
ロシェフはナチス軍の親衛隊づけのバイオリン奏者として、若いナチス親衛隊に向けた演奏を定期的に行なっておりました。
しかしある時から隊員の中から以上な数の自殺者が出始めます。
他の隊員の話によると、酒場で酒を飲んでいて、突然フラフラと外へ出ていって、拳銃で自殺するとのこと。
このことについて調査したところ、ロシェフが演奏会のたびに、暗い日曜日を演奏しており、ユダヤ人迫害行為や戦争に対しまだ慣れきっていない若い兵士の精神に揺さぶりをかけ、自殺に追い込んでいたことが判明しました。
これにより、ロシェフは死刑を宣告されることになりました。
史上唯一の音楽を使った暗殺者、ロシェフ・ゲームは死の間際に
「音楽すらもユダヤの怒りだと知るがいい」
「君たちの命は僕の指先だけで操られていたということを忘れるな」
という言葉を残し死んでいったといいます。